2016年10月10日 (月)

手術3周年記念日 ~maggie's tokyo オープン!

こんなに毎年、この日に何をしていたかいちいち覚えている日も珍しいと思いますが、
そんな10月10日が今年もやって来ました。

3年前の今日、乳がんの手術の日。朝イチの手術から病室に戻って以降、ずっと唸っていました。
上半身に鉄板か鉛の塊か、とにかく異様なものが入っているようでありえないほど痛かったり、
鎮痛剤の副作用で吐き気がしたり、とにかくとにかく尿の管が気持ち悪くて抜いてほしくてたまらなかったり、
布団が重くて耐えられないほど脚がだるかったり。

手術直後の痛みって本当に人による(あと、もちろん術式にもよる)と思いますが、
私は顔を1ミリ動かすことも無理なほど痛かった。ベッドが少し揺れるだけでも激痛が走るので、
家族に「絶対、ベッドに触れてくれるな!」と頼んでいたにも関わらず、
世話焼きの母がわざわざ壁とベッドの間の狭ーいところにソロソロと入ってきた挙句に
バランスを崩してバーン!!とベッドの枠に思い切り手をついて激しい振動を与え、
痛みで朦朧とした私が声にならない悲鳴とともに怒りに満ちた視線で猛抗議する…
というコントのようなシーンを今でもよく覚えています… 
いやー、実におっちょこちょいの母らしいエピソードなのですが、それにしても本気で腹立たしかったなぁ! いまだから笑えるけど。
手術当日

 

1周年記念日。
実はあんまり覚えていない。
でも、このブログをさかのぼると、一応、会社に行っていて、
1年前の日のことに想いを馳せながら、仕事をしているフリをしていたらしい(笑)
術後12か月! ~主治医との逢瀬

 

2周年記念日。
去年の今日は、山深いところへ行き、主治医のありがたくて素敵なお話を聞けて有頂天になり、
その嬉しさの反動で、直下、劇症の主治医ロスに苦しんだのでした。
今振り返ると、この独り相撲っぷり、愛しいくらいおバカですねー。
教文館に行ったり、豊洲に行ったりして、その苦しさに対処しようと必死にもがいていた。
1年後のこの日に豊洲で起こることを想像すらしていなかったし、
1年たつ前に先生と一緒に力を合わせて何かを作り上げることができたりするなんて
夢にも思わなかったなぁ(このことについては、また改めてじっくりと)。

藤城清治さんの作品展では、人があまりいなかったのをいいことに、影絵を見ながらずーっと泣いてた…。
変な人と思われただろうなsweat01
感情の乱高下 ~手術2周年記念日

 

そして3周年記念日の今日、私はなんと再び豊洲の地にいました。
私がmaggie'sのことを知ったのは、術後1か月半後に参加した、
Cueというグループ主催のサバイバーのためのヨガクラスで鈴木美穂さんに出会ったことがきっかけでした。
まさに、自分の療養と現在進行形で進んでいくとてつもない大きなプロジェクトを本当に微力ながら応援していました。
そしてこんなに早く、プロジェクトが実現するなんて本当にびっくりだし、
これを実現させる強い想いをもった関係者の皆さんが、どれだけの時間と労力その他を注いで奔走したかを思うと、
ただただ敬意しかありません…。

20161010maggies04
木のぬくもりを感じる憩いの空間


20161010maggies01
オープンを待ちわびる行列

20161010maggies03
こーんなロケーションです
(肝心のmaggie's tokyoの建物がMY VILLAGE の陰に隠れてしまっている…!)

今回は、期間限定のパイロットプロジェクトのようですが、この試みが着実に根付く、最初の一歩になりますように。

今日も実はまた教文館で藤城清治さんの作品展を見た(しかも2日連続!)のですが、それはまた、別のお話…。

2016年5月 4日 (水)

救急車に轢かれた…

久しぶりの更新と思いきや、のっけから穏やかでないタイトルですが、
私は無事ですので、安心して読み進めてくださいませ。
私の『身代わり』が轢かれた…というおはなし。

GW、これ以上ないってくらい何もせず、心身の疲れをとることに専念しています。
せめてダイエットでもと思い、ただひたすら水分や豆腐などで腹を膨らませ、
朝になるとトイレに行ってから体重計に乗っては毎日ため息をついております。

さて、今日はチャペルコンサートの日なので、ルンルンと病院に向かいました。
今日も重厚なパイプオルガンの音色に癒された後、懐かしの院内を練り歩き、
さー、ご飯でも食べ行こう! と病院を後にしました。

病院の先の十字路あたりで病院の方に向かう救急車とすれ違って
「あー。救急車が来たー。こりゃ、この病院に入るね」、なーんてじぇにこさんと話してた。
そしてそのまま少し歩いた時、ハタと気づいた!

ハンドバッグに引っ掛けてたジャケットがない!!!

慌てて、来た道を戻り、地面に目を凝らして探す…。ない…。
もう15年近く愛用してるジャケットなんだけど…! bearing

これはもう、病院の中で落としたのかも…とか言ってたとき……… あった!!!

力なく歩道に横たわるジャケット…。
急いで拾い上げると、コロコロコローン…と何かが転がり落ちる音が。

わーーーん crying
ボタンが2つ割れちゃってる…

そして、ふと周りを見ると、そこはちょうど病院の救急搬入の入口のど真ん中だった…。
目の前では、さっきすれ違った救急車が赤色灯を点滅させたまま、患者さんを担架で搬送中。

ということで、

Img_20160504_214035_2

悲しい…。

もう、ずーっと長いこと大事に着ていたのにな…weep

でも。でも、もしかしたら、私にふりかかっていたかもしれない災難を
私の代わりに身代わりになって引き受けてくれたのかもしれないなーと思って。

だから、ジャケットさんに感謝して、新しいボタンを買いに行こう。そうしよう。

もうだいぶ前になってしまった前回の診察でサインをする手が震えた話ほかのご報告や、先生にストーカーちっくだとわずかでも思われていしまうことを私が異常に恐れている理由については、また次の機会に。

2016年3月 7日 (月)

今日はいい日♪ ~主治医と「おシリ合い」の巻

更新しないまま、何か月も空いてしまいました…
書き留めておきたいことは、その時々にあり、何度か下書きを残したりはしていたのですが、
書き上げるまでには至らず。

最近では、もうひと踏ん張りしよう、という気力も湧かなくて、深夜まで残業をすることも少なくなり
(仕事が終わってなくても、「はー、もう帰ろ!帰ろ!」と割り切ることができるようになった)
体力的にはかなり楽なはずなのに、その割にはストレスもあまり減らず、
とにかく気力も体力もイマイチで鬱々と過ごしていることが多い日々です。
この週末も、マジで全身蕁麻疹が出る5秒前!みたいな体調でした。
単純に、そんなお年頃なのかもしんない。
(って、同世代で頑張ってるたくさんのみなさま、ごめんなさい…。ただのナマケモノです。)

 

この秋冬、いろんなことがありました。
甥の胸にしこりが発見されたときは、「すわ、やっぺ家3代に乳がん出現か」、と、一族騒然としたりとか。
叔母特権で、その甥をダシにして主治医との接触を図れないか企てようとして甥に本気で嫌がられたりだとか。
(結局、しこりは良性ということで経過観察となりました。ご心配なく。)

あと、嬉しかったこととしては、恒例の病院フェス(ただし主治医不在…)をきっかけに、また新しいがん友が増えたこととか。
普段、人見知りで、あまり人と打ち解けにくい性格の私なのに、なんでこんなに
もうずっと前から友だちだったような居心地の良さを感じられるのか不思議なくらい。

図々しく、おうちまで遊びに行っちゃって、ママのおなかのなかで一緒に治療を乗り越えた
頑張りやさんの可愛い子ちゃんと延々と遊んだり。
素敵な仲間たちがまた増えたhappy01
ほんと、人生捨てたもんじゃないな、って思うのはこういう時。

あとは、あとは、これは詳しいことは書かないけど、秋にはとてもつらいことがあった。
大切な家族に降りかかったとてもとても悲しい出来事。
なんとか守ってやりたい、と心から願った。家族みんなで祈った。
この闇から抜け出せる日が絶対に来るように。これからもみんなで守り続けるよ。
内容を書けないのにブログにこうやって意味深に書くのって反則だと思うけど、
この頃、こんなふうに一生懸命だったことの自分への覚書として。

 

そんなこんなで年も越し、あっという間に3月。
今日は某所で主治医がミニ講演をする会があり、ちょっと遠めだったけどもはりきって参戦!
先生のファンクラブ仲間のMSKちゃんが行けなそうな見込みだということだったので、
私は非がんの友だち(というか昔の職場の先輩)を伴って行きました。

なぜなら、1人で目を血走らせて常に講演会に現れる女、と先生に思われて怖がられたらいけないので、
数人でキャッキャしている追っかけギャルズのノリを装いたいからです!happy02

結局、MSKちゃんも来れることになったので、先輩には無駄に一日を犠牲にして
つきあってもらったことになり、申し訳なく思ったんだけど、一日の終わりに、
「今日はとてもいい話を聞かせてもらった。今日の会に行けたこと、本当に良かったと思ってる」
と言ってもらえてうれしかった。
女性の12人に1人が生涯のうちに乳がんに罹患するといわれる時代。
自分でないにしても、家族や親しい人が罹患しても不思議ではないから他人事じゃない。
(てか、友達である私が既にサバイバーなわけだが)

乳がん患者やサバイバーの包み隠さぬ心の内に触れることができたこと、
あと、会の主催者の熱く強い想いや、行動力にも感動して、何か感じるところがあったみたいです。

それから何より、ずっと前から私が目をハートにして語る主治医が実際どんなもんか見てやろう!
という好奇心もあったみたいだけど、その点については
「やっぺが乙女みたく『かっこいい…lovely』とかってため息つく気持ちは、ごめん、正直わかんないけど、
先生に対して深ーい尊敬と信頼を感じて敬愛する気持ちになるのはすっごくわかる気がした。」
と共感してくれました。
(実際の先生を見るまでは、私の騒ぎっぷりから、「モテ男風」の人なのかと思っていたそうです…。)

 

今日は、お慕いする先生のお声をたっぷり聞けたし、素敵な笑顔もいっぱい浴びたし、
直接いろいろお話も出来たし、舞い上がり過ぎたあまり脳の血管が拡張したのか
頭痛がしてくるほど興奮する幸せな出来事もあったし! 帰宅後もその幸せの第二波があったし!!!

 

最後に、今日のタイトルの解説を。
会が始まる前、先生が会場のフロアの席に座っていて、運よくその真後ろの席をゲット!happy02
振り返ってくれたので、挨拶なんかできたりして心の中でウキャキャウキャキャと大騒ぎしてたら
開会時間となり、先生が壇上に上がって、先生の座っていた席が空席に! もちろん、すかさず移動!!

かくして、愛しの先生と「お尻合い」に…happy02 ぐふ、ぐふふ…

2015年11月11日 (水)

叶った夢を忘れない

この週末は、近ぽん会extend祭りでした。その他にも、(元)聖地での恒例のパーティや主治医の講演のことや
乳がんパニックに関する話など、いろいろ書きたいことはあるのですが、とりあえず今日は自分への大事な覚え書きを。

最近、いろいろ思うようにならないことが多かったり、イライラして不満だらけ(主に職場関係)の日々で
なんとかしなきゃとは思うものの、心は氷のような状態で、なんだかとにかくつらくて、仕事へ行くのもしんどくて。

思い返してみれば、良いことだってあるはずなのに。
あれがない、これがない、あれに腹立つ、これに我慢がならない、といった調子で自分でも嫌になる。

そんな時、小さな夢がひとつ叶った。

Dsc07206_2

初めて教文館のハウス・オブ・クリスマスに行った時から行くたびに毎回、
ライトで優しく光ったり、モーターで人形が回ったりするオブジェたちを
「ショーウィンドウのトランペットを眺める少年」さながら見つめていました。

いつかこういうのを部屋に飾れたらいいのになー confident そしたらどんなに素敵だろうなーって。

今年も、何種類もあるオブジェの中からひとつお気に入りのを見つけて、教文館に行くたびに眺めていました。
かわいいなー。この入口の階段のところに立ってる少年は口笛を吹いているのかな。
こんなに雪深いのになんてあったかい雰囲気なのかしら…って、つらい心を癒してました。
じーっと眺めていると、嫌な気持ちが消えて行くような感じがしました。

そうしたら。
なんとお友達がサプライズでこれをプレゼントしてくれたのです。
私がずっと眺めていた、まさにそれを。
箱を開けて、見覚えのある教会が見えた瞬間、思わず号泣…。

讃美歌のCDをかけて、部屋を暗くして、呼吸するようにさまざまな色に光る教会を二人で眺めました。
叶う夢もあるんだなー…って、しみじみと嬉しくなりました。

そして、いつもいつも不満ばかりの自分を反省しました。
今まで、夢見て叶わなかったことも多いけど、叶ったこともたくさんあった。
なのに、叶った途端、それまで謙虚に願っていたことでも当然のことのようになって、
「もっと」「もっと」と際限なく求めてしまう欲深い私…

「この学校に入れたらいいな」
「この会社に入れたらいいな」
「こんなところに住めたらいいな」
乳輪乳頭残せるといいな
次からも先生に診てもらいたいな
先生と写真撮ってもらえたりしたら夢みたい
先生の異動先についていけるなら他に何も望まない」 などなどなど、
大小さまざま、叶った夢もいっぱいあったよね。

今、もてているものに感謝して、もっと謙虚に生きる人になりたい。

…と、優しく光るオブジェを見つめながら、珍しく殊勝な気持ちで過ごす夜… confidentshine
心やさしい友に感謝。KOKOさん、ありがとう。
この週末に出会ったお友だちみんなが、ずっと幸せにいられますように。

2015年10月28日 (水)

シリコン入替え後1年検診

早いもので先日、エキスパンダーからシリコンに入れ替えて1年でした。
手帳に書いて、少し前まで気にしてたんだけど、当日は忙しくて意識している暇がありませんでした。

この1年、洗顔の後の保湿をする時は、手に余った化粧水やスクワランで胸の傷跡に塗ってきましたところ、
かなり縫い痕の色も抜けてきました。
でも、手入れの効果も多少はあるだろうけど、こればっかりは体質でしょうねー。
私の場合、肌が強い方なんだと思います。
マンモトームの痕もドレーンの痕も、ありがたいことにだいぶ色が抜けてきてくれました。

 

形成の1年検診の日は、会社を半休して行こうと思っていたのですが、
ちょうど区の子宮頸がん検診の日と合わせられたので、1日会社を休んで、のんびり行ってきました。

問診の結果、子宮体がん検診も適応になったので、せっかくだからと一旦はお願いしたのですが、
内診台に上がってから2年前の恐怖が甦り、さらに子宮頸がんの検査ですら痛みが強かったので
カーテンの向こうへ「体がんの検査、今日はやっぱりやめときますーー」とか細い声で訴え、
シッポ巻いてすごすご逃げ帰ってきました…。

その日はなんか調子がよくなかったのか、頸がんの検査だけでも半日くらいダラダラ出血してしまって、
病院に行くと自分へのご褒美だ!と、たまに寄る高層レストランでのランチも
なんかお腹痛くていまいち楽しめませんでした…despair

主治医がかつては外来をやってた日だったけど、先生の診察室だった部屋には別の医師の名前…。
しょんぼりしながら通り過ぎて、いつもの癒しのスペースで、ちょっくらお昼寝sleepy
そしてチャペルで少し心を落ち着けてから、形成のクリニックへ。

親分登場までに準備をしながら看護師さんに話したことは、すべて親分の耳に入っていたようで、
先生現れるなり
「C市(主治医の今の病院のある街)まで○□(私の住んでる街)からだいぶ遠いでしょ。どれくらいかかった?happy01
「2時間弱かかりましたーsmile
「あらそう、やっぱかかるわねー。でも○○先生、医者冥利に尽きるわね!」と言ってくださって本当に嬉しかった。
「そうだといいんですけど…。もしご迷惑だったらとか思うと…despair」というと
そんなこと、まったくないわよ!絶対うれしいわよ!」と心強いお言葉。

この先生の力のこもった言葉、いつもあったかくて本当に元気づけられる。
「先生が遠くに行っちゃっても追いかけます!」と心の中で誓った。

そして肝心の胸の話。
「うーん、どっちの胸かわからないわねー………ってほどではさすがにないか!wink
やっぱり左の方が若々しいわね。ハハッhappy02

そう言われてハッとした。
保湿の時のマッサージは、患側もだけど、むしろ健側を頑張るべきではないのかと!!!

相変わらず中身が回っているけれども、外から見る限りなんの問題もないから気にする必要なし。
回転の件は抜きにしても、今後、経年変化で健側とのギャップが大きくなってきてしまったときは、
より自然になるように、シリコンの形や大きさを見立てなおして入れ替えるということも
保険適用でできるというお話があり、なんだか少し安心しました。

そして「ではまた。次は1年後ね!」と言われ、白衣をひるがえして颯爽と去って行かれました。
親分、今回もやっぱり頼もしかった。私は乳腺外科と形成外科、2人の主治医に恵まれたなぁとしみじみ感謝。
ちなみに髪の毛はハロウィンに合わせたオレンジといってもいいくらいでしたが、
あの色がこんなに似合う日本人はなかなかいないと思う smileステキ

 

明日からまた仕事かー…。年末までノンストップでまた忙殺されるのかなぁ…。
若い頃のような体力がなくなってきているからか、なんか最近、ほんとに仕事に対する熱意を失いつつあるのが不安…。

仕事は仕事と割り切って、自分の生きがいは他で見つけて生きていけたらいいんだけど…。
このままだといつか息切れしてしまいそう…weep
先のことをいろいろ考えていると気が滅入ってくる…。

そんなときは、樋野先生の言葉を思い出す。

「問題は、解決できなくても、解消できさえすればいい。」
そして
「全力を尽くしたら、あとは心の中でそっと心配するぐらいのほうがいいよ。なるようにしかならないから。」

2015年10月10日 (土)

感情の乱高下 ~手術2周年記念日

長く、とりとめのない話になりそうですので、それでも構わないという奇特な方のみお付き合いいただければ幸い。

さて今日は、大好きな主治医に乳がんの手術をしてもらってちょうど2年の記念日でした。
手術は朝一。2年前の今頃は、痛みと吐き気と倦怠感でうつらうつらとしていた頃だと思います。
家族がまだ病室にいる間は、「布団が重くて耐えられない」「尿の管を今すぐ取ってほしい」などと駄々をこねていました。

と、そんな記念日に先生に会えるチャンスがあったので、はるばると行ってまいりました。
電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、そして山道をバスに揺られて。
診察の時に「土曜、行きますから!」と宣言したら、先生は「すごい遠いよー?!」と驚いていたくらいの場所です。

実は、主治医の講演を生で聴くのは初めてかも。ネットの動画とかでは見たことあったけど。
これがすごーーーく素晴らしい講演でした。さすが我が尊敬する先生だ、と大感激でした。
前から2列目(一番前の列だと、もしも油断して脚がガニ股になっちゃったりしたら先生から丸見えになるから)に陣取り
普段はかけていない眼鏡を装着して準備万端ととのえて、先生のりりしく、かつ温かく優しげなお顔をしっかりジーーッと見つめて拝聴しました。
これで何百回目かわからないけど、先生が主治医で本っっっ当によかった!crying と心から思いました。
講演は1時間たっぷりあったけど、まだまだもっと聞いていたかった。
先生ご自身も「あと2時間くらい話したかったよー」と後でおっしゃっていた。

途中休憩の時には、先生がこちらに気づいて話しかけてくださったり、イベントの終了後も
「先生に一言挨拶してから帰りたいな…」とぐずぐずしていたら、
先生が出て来て、また少しお話できたりして、このまま背中から羽が生えて空を飛んでいくんじゃないかってくらいのshine幸福感shineでいっぱいになりました。

イベント終了後も、MすけちゃんとSりんさんと、この余韻を噛みしめながら遅めのランチ。
朝からほとんど食べていなかったし、おなかはすいているんだけど、胸がいっぱいで全然食べられず。 乙女かっ!

Sりんさんと別れた後、Mすけちゃんと楽しくおしゃべりしながら途中まで一緒に帰ってきたところまではよかったんだけど、
その後からじわじわと鬱の波が押し寄せてきた…。
わかっちゃいたけど、やっぱりの主治医ロス状態…。
いつもは診察の直後にやってくるんだけど、今回は今日のイベントの予定があったので、大丈夫だっただけで、それが遅れてやって来たというわけだな…。

家に帰りつくと、疲労もあるんだろうけど、どうしようもなく悲しくてつらくなってしまい、こんなに悲しくなる原因もよくわからず、どうしたらいいのかもさっぱりわからなくて、ひとりゴーゴー泣いていました。
こんなに本格的に泣くのは久しぶりってくらい、ワンワン泣いた。

本当のことを言うと、何が真の原因なのか、うすうすわかってるんだけどね…。
主治医ロスの喪失感もウソではないんだけど、それは悲しみが噴出したとっかかりに過ぎなくて、本当の原因は実はまったく別のところにある…。
原因の真相は私の外にあるのではなく、自分自身の中にあることを実はわかってるんだけど…

そんな時、20数年来の友から「もう少しで、やっぺの家の近くを通るんだけど、この間借りたものを返しに行っていい? ついでにご飯食べない?」とお誘いがあり、
本来であれば、気晴らしに行けば少しは気持ちが楽になりそうなものなのに、
とてもじゃないけどそんな気になれず、「ごめん、今日はご飯はやめとく…」と断ってしまった。
そのことから考えても、私のつらさ・悲しさの原因はあまりにも明らかなんだよなー。

こんな時は、テレビ見たり映画見たりして気を紛らわすのもいいんだろうけど、
今日は特別な日なので、そんなして時間を無為に過ごしてしまいたくない。
以前は、こんなふうにつらくなったときは、病院(前の病院…になってしまうのね)に行ってぼーっとしてた。
今日もそうしようかなと思ったんだけど、主治医ロスも併発しているわけなので、余計つらくなるかも…と思ったのと、土曜日だから病院ロビーがもうすぐ閉まっちゃうので断念。
もしも礼拝があったらもぐり込みたかったんだけど。

で、このつらい気持ちの持って行きどころをどうしたらいいのだろう…と考えて、そうだ、教文館に行こう、と思ったの。
教文館に行って本や小物を眺めることが、きっと今のこの心の苦しさに何かの助けになってくれそうな気がしたんだ。

念のため、閉店時間を調べようと思ってHPを見たら、なんと、一番上の階のギャラリーで私が大好きな藤城清治さんの作品展をしているという。神様のお恵みshineかと思ったcrying
ギャラリーの閉館時間まで1時間くらいしかなかったけど、慌てて自転車で向かって滑り込んだ。

ところどころに椅子が置いてあって、じっくり見れた。閉館時間が近かったからか、土曜日なのにほとんど人もいなかった。
藤城さんの影絵って不思議な魅力があるよね。じっと見ていたら、悲しさ・つらさと感動がないまぜになって押し寄せてきて、ずっと1人でメソメソ泣いてた。

藤城さんが病気でつらい思いをしたときの詩とそのときに描いた水彩画があって、
そのメッセージも心に強く響いて、ただただ泣いた。
気に入った作品の前の椅子に腰かけて、ずっと眺めてた。

泣くだけ泣いたら少し落ち着いたので、階下の関連売り場で藤城さんのグッズ(カードや図録)を大人買いしてストレス発散。
いったんお店を出たものの、ふと思いついて売り場に戻り、ある本を買った。

今度はどうしてもコーヒーを飲みたくなって、帰る道すがらスタバを数軒回ったが、残念ながらもう閉まっているところばかり。
あ、あそこなら絶対あいてる!と思いついたのが、かつての第2の聖地(病院とは反対側のうちの隣町)。
先生の面影がちらついて余計つらくなるかな…とちょっと思ったけど、たぶん大丈夫な気がしたので、自転車を転がして行きました。
そして、カフェラテ(エスプレッソショット追加)とアップルパイ(温めて♪)を調達して読書タイム…

 

Img_20151010_203730

 

次に先生に会ったら「先生、私あの日、さっそく買って読みました!」と胸を張ろう。
先生もこれを読んで感動したんだなぁ…と感慨深く思いながら、とても穏やかな気分で読書………
しばらく読みふけって、ふと外を見ると…rain shock がーーーん

傘なんて持ってないし…bearing
大事な藤城グッズやマララ本を濡らすわけにはいかない…bearing
でも、自転車はマンションの共有物なので今日中に返さないといけない…bearing

というわけで、家までタクシーで戻って大事な荷物をいったん置いて、シャカパン&カッパで全身完全防備して聖地まで歩いて自転車をとりに戻るという、無駄な動きをしているうちにこの記念すべき2周年の日を終えました。

すっかり元気になったつもりでも、心と体が傷ついた後遺症はまだまだどこかにひそんでいて、なにかの拍子でひょっこり顔を出してきたりするのかな。
あと10年もすれば、今日のことを振り返って、「まだ術後たったの2年だったんだもの、まだまだ心が落ち込むことがあったって当然なのに、なにをそんなに嘆いて焦って空回りしていたのか」と自分を愛おしく思えるかな。

 

なんだかんだで、泣いたり笑ったり走り回ったりしているうちに、正体が良くわからないあの悲しさは、だいぶ薄れてくれました。
今日の唯一の心残りは、せっかく記念日当日に会えたんだから、先生に直接、「ちょうど2年前の今日、先生に手術していただいて、今こうしてこんなに元気に過ごせています。先生に執刀していただけて本当に感謝しています」と伝えればよかったな、ということ。

でも、以前も、先生に話したかったことを言うのを忘れてしまって、悶えるほど悔しかったことがあったけど、その後、ちゃんと伝えられるチャンスが巡ってきて安心したことがあった。
だから、今度もきっときっと、またチャンスはあるはず。3周年の日にも会えたりするかもーhappy02

やっぱりやっぺは、先生のことを尊敬してます、感謝してます、そして大好きでーすhappy02heart04heart04

2015年10月 7日 (水)

ザ・有頂天 ~今度こそほんとの術後2年検診

4月の頭の悪夢のようなニュースを聞いた直後、引いたおみくじは「凶」でした。
あれから半年、今日、長かったその悪夢からようやく目覚めることができました!
王子様のキスならぬ、王子様の診察でhappy02shine キャッ

Pa0819841

恋愛 思い通り 大吉! (あ、恋愛じゃないか…。でも、ま、恋愛みたいなもんだhappy02 生憎、一方的ですが…sweat01

憧れの人までの距離は、以前は徒歩で10分だったところ、今度は電車とバスで2時間弱。
それでも足取り軽く、行ってきましたheart04

距離は遠いけど、意外と簡単に行けるので、居眠りしていたらあっという間に到着。
5月にJに子さんと決行した下見ツアーの効果覿面!
初診の諸手続をしたら乳腺外科へ。すると受付の人に「マンモ撮ってきてください」と言われる。

この間撮ったばっかなのにーpout
でも確かに、前の病院からフィルムは持たされてないので仕方ない(くそー、最初からそういう作戦だったんだな…)
前回と同じように、健側の凹みに関するオーダーをして、2枚撮影。

乳腺外科に戻ると、プラズマディスプレイに表示されている先生の名前の横に
「非常に」
と出ている。

看護師さんに「『非常に』って何ですか。『非常に混んでいる』ですか。」と尋ねると
「そうです。」とのこと。がっくり… いっぱいおしゃべりできるかと思ったのにぃーcrying
あとで先生から聞いてわかったことですが、北斗晶効果で、今、全国の乳腺外科外来はたいへんなことになってるらしいです…

先生、まだお昼食べてないんじゃないかなー、と心配しながらも、
ときどき先生の声が診察室から漏れ聞こえてきて(何を言ってるのかはわからないけど、先生の声だっていうのはわかる)
ウキウキ気分で診察室のドアのあたりを見渡せる席に座っていたんだけど、
一瞬、気を抜いてマヌケっぽい顔で乗り出してディスプレイに目を凝らしていていた時に
急に先生が診察室から走り出て来て、待合で待ってる私たちに申し訳なさそうに会釈しながら
パタパタどこかへ去って行った。たぶんごはんだねー。

15分もせず戻ってきて診察再開。(先生、早食いは体に良くないよーbearing
ほどなくして、ようやく呼ばれたー happy02キャーッshine

ついに先生のところに戻ってこれた!本当にうれしい!これで心から安心できる!
嬉しさが隠しようもなく顔に出てしまっていたと思う。

先生は、「遠かったでしょう? どれどれ、おうちはどのへんだっけ?」とカルテを覗きこんで
前の病院から目と鼻の先の私の住所を見て、わざわざよくついて来たなーと呆れたのか、アハハと笑ってました。

丁寧な触診の後、一緒にマンモの画像を見ながら説明してもらって、エコーもしてもらって(いつもながらほんっと丁寧lovely)、それから、話そうと思って箇条書きにしていったことも全部ぜーんぶお話できた! エコーしてる間も時々話しちゃったhappy02note

健側で、時々、ピッピッってマーキングみたいなことをしていてちょっと不安になったけど
最後はいつものように「大丈夫、問題ないよー」と笑顔で言ってくれたので安心しました!
凹みの件も「うん、大丈夫そうだね!」とのことでした。

下見珍道中での奇跡の目撃の話をした時には、「んー…??? あー! その日は、ちょっと試しに走ってみてたんだよー。」
ということで、正式に本人確定shineshine
「あまりにも奇跡的だったんで、これはもう運命に違いないっ!やっぱり絶対に先生を追ってこの病院に来なくちゃ!って思ったんですよぉhappy02
と言ったら、爆笑してた…happy01sweat01sweat01

そして、話のついでにドサクサに紛れて告白bleahしたのに、先生たらポーカーフェイスで流すんだもの……catface しどいわ…
でも、最後に先生はとっておきのプレゼントpresent(物じゃないよ)をくれていたのに、私ときたら不覚にも全然気づかず…。
夜になってそれに突然気づいた時、思わず叫んでしまったよ(夜道で一人だったので小さい声で)

いや、それは偶然だって…と近ぽん会のみんなは笑うかもしれないけど、いいのいいの、私はそう信じてるの~~notenote うほほーうほほー


いつもは診察の後は、それまでの舞い上がりでテンションMAXだった分、落差でどっと鬱モードになってしまうのですが
今回はそんなこんなでいまだに上機嫌が続いています。
ザ・有頂天、って感じです。

最後に、縁起の良い神社と縁起の良いおみくじの写真をどうぞ。

Pa0719751

Pa0719711

2015年10月 6日 (火)

ももいろリボン月間 その4

Pa0519451

2015年10月 5日 (月)

ももいろリボン月間 その3

Pa0418772

2015年10月 2日 (金)

ももいろリボン月間 その2

Pa0217621

«ももいろリボン月間

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